梅雨です。梅雨らしい天気が少なくなってから10年以上経つ気がします。昔はもっと、ジメジメとした雨の日が延々と続いていたように思うのですが、昭和の記憶でしょうかね。
雨を歌った曲ってのは多いものでして、色々のジャンルから紹介してみようと思いますよ。
01.みずいろの雨 / 八神純子
はいイキナリ放り込んでしまいました。ご存知でしょうか、この昭和のヒット曲。歌手が本当に歌が巧い人しか存在しなかった素敵な時代です。バックの演奏も控えめながら素晴らしいクオリティで今聴いてもなかなか味わいがあります。サビの高揚感が、もうね。
02.雨 / 森高千里
今ではすっかり綺麗なお母さんになったモリタカ(呼び捨てが正しい)の有名曲です。ゆったりしたメロディが心落ち着きます。抜群に歌が巧いと云う印象ではないのに、とても耳馴染みがイイと云うか、聴いていて安心する声なんですよね。
03.冷たい雨 / BONNIE PINK
元気をもらえる曲です。気持ちが凹んだ時に聴くと、まあまた頑張ってみようかなと思えるような。PVのモーション・タイポグラフィも遊び心満載で必見の演出ですよ。
04.薔薇と雨 / 布袋寅泰
ここいらで男性シンガーに移りますよ。で布袋先輩です。哀しく美しい曲なんですが、味わいとしては演歌的だなと感じます。節回しがそう感じるんでしょうかねえ。うっすら漂うメソメソ感もいいわあ、これいいわああ。
05.雨の西麻布 / とんねるず
80年代は日本の歴史上最も世間が調子にノっていた時期ですが、その頃の大ヒット曲です。とんねるず諸兄は本当に80年代日本芸能界を体現していたなぁと思いますね。ムード歌謡を芸人がまともに歌うと云う企画も当時ならでは、でしょうか。曲そのものはなかなか良いですぞ。
06.雨の慕情 / 八代亜紀
同じく80年代に、賞を取りまくった大ヒット演歌です。このサビの振りを当時少年だった僕はよく真似して大人を笑わせていたものです。時々かすれる八代亜紀姐さんの色っぽい声も魅力的ですよね。
07.雨やどり / さだまさし
実は僕、さだまさしさんの大ファンです。小学生の頃から大好きで、よく歌詞を暗記していました。彼の歌はとてつもなく美しい事に加えて、美しい日本語を巧みに操っていらっしゃって、そこに大人げあるユーモアが散りばめられていると云う、最高の楽曲です。まあ聴きなって。ギターが激ウマなのも注目です。
08.RAIN IN MY HEART / BOOWY
暴威です。ボウイ。クリーントーンのギターとエレクトリックなドラムが、彼等らしいサウンドですよね。音数的には4人編成ですからスカスカのハズなのに全然そう感じないのは、アレンジが素晴らしいのとヒムロックの声のおかげですかねえ。最高です。
09.The Rain Leaves a Scar / L’Arc~en~Ciel
初期の彼等が大好きでしたねえ。まだhydeが女性的な格好で歌っていた頃が楽曲的にも最高でした。結構マニアックな曲も多かったんですよね、彼等。ユニセックスなイメージをちゃんと見るに堪えるレベルで実現したのは、ラルクが最初ではないでしょうかね。懐かしス。
10.Raining Ash / Nothing’s Carved In Stone
Nothing’s Carved In Stoneの曲は、とにかく丁寧に作られた印象が強いですね。飾らない美しさがあるとでも云いましょうか。ベース&ドラムのアンサンブルがワクワクする場面が多くて、聴き始めるとつい聴き入ってしまう事が多いんです。この曲はシンプルな構成ながら大きな空間的広がりを感じます。
11.Rain Rain Rain / 斉藤和義
ウクレレの響きが可愛らしくも切なさを誘う曲です。ぶっきらぼうな歌い方が斉藤節ですが、こう云ったアンプラグドな曲での魅力は最高ですな。声に惹きつけるナニかが潜んでいるんでしょうね。
12.raindrops / ellegarden
PVも曲もカッコイイ、エルレガーデンの曲です。サビの泣き虫展開がいいですねー。この曲は少年ぽい印象が魅力的です。音楽で身を立てようとしていた遠い青春の日々(笑)を想い出してしまいます。
13.雨上がりの夜空に
もうベタベタですけどね、最後はやはりこの曲で〆てもらいましょう。日本が誇るロッカーが歌う超名曲です。一声出すだけでその場をLIVEハウスに変えてしまう凄まじさが清志郎にはあります。歌詞がエロいのも、ロック然としていて大好きです。
最後に
いかがでしたでしょうか。僕の主観のみで選んだ雨の13曲。気に入ったメロディをもし見つけられたら幸いです。■■
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