殆どモンスターな奇虫、サンヨウベニボタルって知ってる?

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よせば良いのに、奇虫の話を書いてみようと思います。当然の事ながら、虫に対して生理的嫌悪を感じる貴方は脊髄反射の速度で退室する事をお勧めしますよ。動画や画像はなるべく下の方に貼り付けるので、さあ今の内です。

奇虫と云う存在がヤバい

念の為に云っておくと、僕は2種類の虫が絶望的に嫌いなだけで、その他数多の虫達は基本的に好きなのです。生物として格好良いなと思っています。神の悪戯としか思えないような形と色の虫等は、生命のギャグとして楽しめたりもしますね。虫の世界は飛び道具系の体を張ったギャグが満載です。

 そう云った訳で、「奇虫」という単語には大いに反応してしまう僕なのです。何度も云いますけどあの2種類にだけは絶対に触れません。言ノ葉にも乗せたくないんです。そこはそれ推して知るべし、アレとアレの事です。あーやだやだ。

 だから奇虫に関するアレコレについてネットを彷徨く時は、超絶スリルの綱渡りです。慎重に歩みを進めなければ、簡単にアレやアレに遭遇してしまうからです。アレやアレは奇虫でもなんでも無いのに、飼育すると云う視点からすると明らかに奇行と云えるので、奇虫の括りで語られてしまっているのですから。

世界三大奇虫から外れた奇虫

さて、とっくに有名な奇虫ではありますが世界三大奇虫からは外されている存在を紹介してしまおうと思います。その存在は十分に奇妙奇天烈なので四天王と云ってもいいような気がする程に、そもそも「ホタル」と云う昆虫は奇妙な生態だったりします。

 総てではありませんが、雌雄の差があまりに顕著で一見すると同種の昆虫とは思えない姿形をしているものが幾種も存在しています。♀がネオテニー(幼形成熟)となるケースがソレでして、つまり幼虫のまま生殖機能を獲得し繁殖してしまうんですね。ネオテニーと云えばアホロートルが有名です。まあその件は今回は我慢しますが。
 ともかくある種のホタルの♀は蛹に成ることもなくただ大きくなる、らしいです。そんな中でとりわけ奇妙なのが「サンヨウベニボタル」と呼ばれる種で、三葉虫に似た容姿からそんな名前がついているそうな。英名”Trilobite beetle” 。

 この種の仲間は数多く確認されているのに学術的な分類が全然進んでおらず、コレと云った情報が少ないのも奇虫らしくて好感度マキシマムです!色や形は既に「使徒」の空気感さえ漂わせています。もうちょっとでシャムシエルですよ。

最後に

いかがでしょうか、こう云うエントリ。需要ありますかね。僕はモンスター欲も満たしてくれるので大いに楽しめる内容なんですが、さて。またいずれ、変な何かを紹介してみようと思っています。■■

珍虫と奇虫 (小学館の学習百科図鑑 (46))

珍虫と奇虫 (小学館の学習百科図鑑 (46))

 

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