ドラゴンボールが世界中に愛されていると実感出来る実写映像3選

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みなさんはドラゴンボール好きですか。僕は好きです。世代的ど真ん中は「Dr.スランプ」なのですが、ドラゴンボールは子供から大人の境目にドンと存在している、ハズせない漫画作品です。日本の漫画史を語る上で外せないと思えるのは以下の作家です。

  • 手塚治虫
  • 石ノ森章太郎
  • 鳥山明

 もちろんこの3人だけで歴史を語るには苦しいのですが、究極に最小限に絞るならこうなるかなーと思いました。

 で、ですね。

 今回は漫画史について語りたいのではありません。鳥山明先生が生み出したドラゴンボールなる漫画作品は、海を越え世界中で愛され楽しまれています。そして2009年には、ハリウッドで実写映画化されたのも記憶に新しい事件でした。

ドラゴンボール EVOLUTION [Blu-ray]

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 そう、まさに事件。

 制作が発表されてから公開されるまで、多くのファンによって不安の声が飛び交いました。そして残念ながらその懸念は見事に的中し、出来上がった作品は惨憺たる評価を下される結果となりました。

 しかし、この劇場映画作品作品が教えてくれたこともあったんですよね。それは何か。

 愛なくして漫画原作を取り扱う事なかれ。

 はい、コレ当たり前。しかし、映画と云うメディアは基本的に商業なのでそうはいかない事もままあります。●ビル●ンとか、デ●ルマ●とか、デビ●マンとか、です。そうした愛のない創作によって、原作レイプが行われる様を見る度にファンはいたく傷付きます。そしてこう思うわけです。

 自分のほうがもっと上手く映像化出来るのに。

 そうして自主制作的に作られた作品は、バジェットこそ低いのでどうしても映像的に稚拙な部分はありこそすれ、溢れ出る愛情でもうぐっちょぐっちょになる程、高純度なものに仕上がっています。

 そんな愛でぐっちょぐっちょの作品を紹介したいと思います。

Dragon Ball Z: The Fall of Men [OFFICIAL]

こんな形で表現されるとは。クリリンがおっさんだとかCG合成がちょっととか、総ての批判を跳ね返す愛の強さを感じます。これぞ原作愛の結晶。こういう感性で商業作品も作ってくれなきゃなー。

Dragon Ball Z: Light of Hope – Pilot

コチラは、人造人間と御飯の闘いですね。これもかなり愛情をこじらせています。とてもいい感じです。ドラゴンボールのアクションという教科書に載せるべきですね。この感じで90分観たいな~。

DragonBall Z – Saiyan Saga (DBZ Live Action Trailer)

前2作品に比べると、一番お金はかかっていません。が、一番登場人物は多いです。てことは、それだけやりたかった人の愛が大きい、と判断しました(妄想)。たぶん大したギャラじゃないと思うんですよねー。でもここまで作りきるところが重要ですよね。愛なくして到達出来ないクオリティに、しっかり達していると思います。

番外:新七龍珠

最後は、台湾版の実写ドラゴンボールです。伝説の「新桃太郎」を制作したチームだそうです。本来のドラゴンボールからはかなーり遠い存在に仕上がっていますが、自分達の得意技に無理やり持ち込んだ意気込みだけは買います。なんと云うか。楽しそうだしまいっか?的な説得力があります。いや諦め?

最後に

いかがでしたでしょうか。愛情を持って原作に敬意を払った創作活動が、いかに清々しく応援したくなるか、伝わったんじゃないでしょうかね。さて、ハリウッド版のエヴァンゲリオンやゼルダの伝説は、いつ観る事が出来るんでしょうかね~。震えて待ちます。■■

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