またもや完全に人のふんどしで相撲を取ります。ダンカンたけしさんのブログは、音楽ネタが多く大好きなんですよねー。僕とはまた違った音楽大陸をお持ちなので、大変勉強になります。
でまあ、選曲は自分で考えるわけですから、同じテーマで、書くのはアリですかね。たぶん、ダンカンたけしさんとは全く違う内容になりそうなので、面白いかなーと思いまして。これもまた、全体構成を考えずに思いついたものからパっと書いていこうと思いますよ。ピアノが美しい曲を10曲選びます!ではいってみよっ!ドキドキ
秋の夜長に聞きたいピアノ&ヴォーカル曲10選
手元に音源がある、という曲だけを選ぶ事にしました。と書きながら、定額で音源拾い放題のこの時代にフィットしない宣言だな、とは思いましたw。
ひとつだけ / 矢野顕子
やっぱミセス・ヤノと云えばこの曲です。ベタでサーセン。僕はこの曲をゲーム・ミュージックと云う形で知りました。
「リアルサウンド 風のリグレット」
あ、知らないですか?株式会社ワープが発表した、SEGAサターンのアドベンチャーゲームです。このゲームの最大のウリであり特徴だったのは、画面が一切存在しないという点。つまり音だけで進行するんですね。まあ内容は語り出すと長くなるのでいいとして、そのゲームでエンディングにたどり着いた時にだけ流れるのがこの曲でした。
ゲームの思い出が乗っかっているのは間違いありませんが、大切な人を想い出して優しい気持ちになれる素晴らしい曲だと思います。
この動画は更に、素ん晴らしいデュエット・バージョンです。なんだかもう、胸がきゅーっと締め付けられるような。
最高です。
Bohemian Rhapsody / Queen
名曲過ぎてピックアップするのも気が引けますけども、イイものはイイので紹介しますよ。この曲は数年サイクルで何故だかヒットするんですよね。
やはり時代をまたぐような名曲と云う事なんでしょうか。
これピアノ曲、か?と思いました?もしかして。そうですよねー、ええ、ええ、一応カルく迷ったんですけども。でもやはりこの曲はピアノ曲でいいと思うんですよ。ピアノで始まってピアノで終わる歌です。
クイーンを知らない世代も多い事でしょうから、もし気に入ってもらえたら嬉しいなーと。
歌詞については解釈が難しいと云われがちです。生きる事について歌っている、と僕は思っているんですけどね。最後の歌詞が切なすぎます。
Nothing really matters,
Anyone can see,
Nothing really matters,
to meAny way the wind blows…
Don’t Know Why / Norah Jones
デビュー盤の一曲目がこの曲です。友達に薦められて何気なくかけたCDの一曲目にこの曲が流れたらどうですか。
コイツ僕の事が好きなのかな?
そう思われても仕方ないですよね。相手は男でしたけど本当にその可能性を疑ったのも懐かしい記憶です。
超有名曲なので、一度は耳にした事があるかと思います。歌詞は「愛しい相手の元にどうして自分は向かわなかったのか なぜだかわからないの」と云うちょっと悲しい歌です。大人の恋の歌ですなー。
こんな声で囁くように歌うなんてズルい女ですなー、ノラは。
Something has to make you run
I don’t know why I didn’t come
I feel as empty as a drum
I don’t know why I didn’t come
My Immortal / Evanescence
今は亡き、おっとまだ活動中でした、失礼。Evanescenceのデビューアルバムから、物悲しいピアノの旋律が印象的な曲。後半までタメにタメまくって、全楽器が音を出す時の解放感が気持ち良いです。
改めて歌声を聴くと、エイミーは1stから完成度が高かったんだなーと思いました。
彼等は1stで話題になり過ぎてしまった感もあって、その後のアルバムはコケてはいないまでも、1st程のインパクトは獲得出来ていないようですが、いいアルバム作ってるんですよ。エイミーは出産もしましたね。
あ、デアデビルの事は、もう忘れてあげてください!あ、忘れてた?ごっめーん。
水流のロック / 日食なつこ
なんなんでしょう、この独特な世界観。こんなアーティストが日本の若者の中にいるなら、ちょっと未来に期待したくもなりますよね。
日食なつこさんは、20代のシンガーソングライターです。個性的な名前とビジュアル、そして音。一度聴いたら忘れられない彼女の楽曲は秋の夜にも合いそうかなと思いまして。
ストレートな発声が心地よくないですか。
彼女、まだフルレンスのアルバムをリリースしていないんですよ。クラウド・ファンディングでその資金を募っていたりもするので、以下リンクを張り付けておきますね。今後ブレイクするんじゃないかなーと期待しているんです。
Zak and Sara / Ben Folds
最高なミュージシャンは、だれかの心に喜びや笑いを残してくれるもんです。彼は間違いなくそのウチの一人。
ベン・フォールス・ファイブと云う名のスリーピースバンドの事を覚えていらっしゃる方も多いのでは。2000年に解散後、彼一人で活動を続けているのです。こんなに楽しそうにピアノを弾きながら歌う人ってそうそう見ませんよね。余裕のプレイが出来てこそです。かっこいいなー。
元気の出ない夜に聴いてみては。明日はがんばれそうな気になりますよ。
桜 / 川本真琴
天然モノかフェイクなのか。ま、このへんてこりんな才能の前では、この際どうでもいいですね。音が総てですから。
デビュー当時からへんてこりんな歌詞と曲でしたが、この頃は脂がノってますねー。岡村靖幸の影響が色濃く表現されています。このへんてこりんがクセになると、抜け出せないんです。靖幸ちゃんと同じ法則ですね。
この曲は、彼女の作詞作曲です。この語感は個性ですねー。
ラスカ / ゲスの極み乙女
彼等が日本のチャートの存在している事にいまだに驚きを隠せません。ヤってる事はプログレに近いんじゃないでしょうか。それでいて、今の日本で受け入れられる音と歌になっているのだからスゲーって思います。
ダルな歌詞も彼等の特徴でしょうか。最初は川谷くんの声がダメで敬遠していました。魅力に気が付けなかったんですね。しかし、彼の声もまた魔力がありまして、ハマるとスルスル入ってくるようになるんです。
そして各楽器の聴きどころ満載のプレイにも気が付いてしまったので、すっかり大好きです。
12号室 / SION
死ぬまで好きでい続けるであろうミュージシャンの一人、SIONの切なくて悲しい曲です。この曲を初めて聴いた高校生の頃、苦しくて何度も涙を流した経験があります。
SIONの語りかけてくるような歌は、ココロの奥にじんわりと滲んでくるようで、好きなんです。LIVEにも何度か足を運びましたが、みんな座って聴いているおだやかなLIVEだったのが印象的です。
ピアノのリフレインが美しくもとても悲しい響きなので、どうか元気な時に聴いてくださいね。
アザナエル / 特撮
最後は、特撮の2ndから美しすぎるスローナンバーです。オープニングのピアノだけで切ない気分になって、うっかり涙が流れやしないかとヒヤヒヤします。
三柴さんのピアノはパワープレイも強烈にかっこいいのですが、こう云うしっとりしたピアノでも酔わせてくれますなー。
「糾える」というタイトルの意味を調べたのも懐かしい想いでです。ちなみに、オーケンが歌っているバージョンも存在しているのですが、僕はコッチのほうが好きなんです。
オマケ
歌はないんですが、ピアノの曲でこんなのもいかが?って事で。共通点は、「突拍子も無い個性」です。
最後に
勢いで書いたら、案の定まとまりのない選曲になってしまいましたね。でもいっか。もしも、あなたの音楽大陸が広がったのなら幸いです。■■
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