「300」を観た感想は『男子の必須科目に決定!』だった

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先に云っておきますが、これは完全に男子向け馬鹿映画の傑作です。なんだったらもう、女子は観なくてもイイと言い切ってしまいたい程の作品です。

 作品を観た女子が「なんか筋肉ばっかりできもーい」「ツッコミ所たくさんあるやんー」「血生臭くてやだー」的なコトを云っていたら脳天に鉄槌を振り下ろしてしまいそうな程に、徹底して「男子」にチューニングされているのです。男性ではなく男子です男子。

基本情報

300〈スリーハンドレッド〉 [DVD]

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スパルタ軍の男たちの勇姿を描いた 『300〈スリーハンドレッド〉』300人 vs 1,000,000人、真っ向勝負!『マトリックス』を超える映像革命!驚天動地のビジュアル・エフェクトが不可能を可能にする!300〈スリーハンドレッド〉フランク・ミラー(『シン・シティ』)のグラフィック・ノベルを基に、レオニダス(ジェラルド・バトラー)率いる地上最強と謳われた300人のスパルタ軍が、クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)率いる桁違いの軍力を誇るペルシア軍の巨大軍勢を迎え撃った “テルモピュライの戦い”を、迫力のライブアクションと斬新なCGIアニメーションを融合し、新たな映像革命を起こした!人類史上最強の男たちの勇姿を描いた、衝撃の歴史スペクタクル超大作!


300 – Official Trailer [HD] – YouTube

感想

物語は紀元前の話だそうで、一応歴史上の出来事ということらしいです。が、まぁこの際そんな背景はどおだってイイです!100万人の軍勢に挑んだ、わずか300人のスパルタ戦士の話というだけで充分です。

 この数字感覚は明らかに本宮ひろしイズム!はい間違いないです。10万人対1人の喧嘩という設定と比較すれば、荒唐無稽さ加減で言えば本宮ひろしの勝ち!この映画は少年漫画的ギミックが満載ですよ。

 「正義」「友情」「闘い」「男気」この辺りの味付けに「筋肉」というおまけ付きです。この性質からして判っていましたが、とにかくツッコミ所は満載です。ですがこの際そんな些細なことはどおだってイイです!だってカッコイイんだもの。コミック的なのは明らかに意図したものです、だってフランク・ミラーが原作だぜ。

いくつかの細かな感想
  1. 主人公レオニダス王と王妃ゴルゴとの実に短いベッドシーン、3回も体位を変える必要あり?監督ザック・スナイダーの趣味と見た!しかしこれとて、「俺の空」的であり本宮イズムから寸分もズレていない!
  2. 戦場に向かう戦士に限らず、基本的に男は殆ど裸身。なのに戦闘時には物凄く邪魔になりそうな真紅のマントを着用している。こんな部分を突っ込んでいる場合ではない。これほど絵になる筋肉はないぜ。剣と盾と兜と筋肉にマント。ロイヤル・ストレート・フラッシュやんけ。
  3. 映像は宗教画のように美しい。この映像がキャシャーンのように押し付けがましくなっていないのが、センスの違いか。手法としては知ってか知らずか実に歌舞伎的だ。見栄を切るスパルタンは様式的であり、判りやすい。やっぱ雄叫びやろう、この作品は。
  4. こういう馬鹿映画を、お金突っ込んで本気で作っている男達にスタンディング拍手!!男子は見ろ!

最後に

イメージ伝わりましたでしょうか。既に続編もブルーレイでリリース済ですから、コチラも観てみたいと思っています。とにかく男子が観ろ!!■■

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