「ナイト&デイ」を観た感想は『お金のかかった●●●じゃん』だった

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さて気まぐれにこの作品を観ました、Knight and Day。こういうお金の掛かったアクション映画風の作品は実はあまり観ません。

 チャーリーズ・エンジェルもミッション・インポッシブルも公開当時は全然興味が無かったので、大体TV放送に乗っかった時たまたま観るくらいの事でした。ただどうしても観たい映画がなかったので観てみる事にしてみたんです、たぶん大ハズレという事もないだろうしと思って。

基本情報

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平凡な女性ジューンが空港で出会った、とびきり笑顔が素敵な男性ロイ。しかし、恋の予感は一瞬にして怒涛のパニックへと変わり、ジューンは嵐のような大事件に巻き込まれていく。ミステリアスなロイの背後には、巨大な陰謀の影が……。しかも、この予測不能で危険なロイと行動を共にすることだけが、ジューンに残された生き延びる方法だった ――

感想

結果的には、なかなか良かったのです、この映画。

 理由は簡単で「アクション映画」ではなく「お金のかかったコント」だったからです。これはネガ評価ではなく、想像よりも遥かに良かったという意味ですよ、念の為。

 もちろん全篇を貫くストーリーは存在していて二人の出逢いから始まりそして終わるのですが、物語そのものについては取り立てて良くも悪くも言うべき所はなかった印象ですね。物語は在りさえすれば良かった感じと云うか。

 各シーン毎がコントであるという部分が要です。演出も、平気で突然のご都合主義を放り込んで来ます。ソレは楽しむべき要素(ジョーク)として見るほうが正しいようでした。映画的パロディもチョイチョイ出てくるし、基本的に場面毎にギャグが散りばめられていてシットコム的なアプローチもふんわり感じられます。
 期待をいい方面に裏切られたので僕の評価はそれなりに高いです。ただ、どう観ても地味な作品なのでヒットと言える程の動員はなかったでしょうね。

 わっかりやすいし、デート向きだったろうな、とは思うんですが。■■

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