引き続き、イデオン関連の積みプラを紹介します。
オンタイムの頃に手に入れて、おっさんになるまで持ち続けてしまった系の積みプラですが、いつか必ず組み立てようと思っています。
そして今回もまた「変なキット」ですよ。
過去の紹介は以下から。
1/600 バッフ・クラン宇宙軍制式 重機動メカ ギド・マック
今回も1/600スケールのキットです、もう狂っているとしか思えないような大きさです。
比較的シンプルな形状の本キットなので、パーツ数も少なく制作工程も驚く程短いのですが、とにかくデカいんです。
このサイズで商品化する意味が本当にあったのかという疑問が沸き起こりますが、今となってはその歪さ加減が味となっていて、大事に持ち続けていて良かったと思いますね。
では観て行きましょう。
ボックス・アート

やっぱりボックス・アートが超カッコいいですね。
スラスター部分も手前に持ってくるという大胆なアングルもキマっていると思いますし、イラストの書き込み具合いも実に気合が入っていますね。
ただデザインそのものはかなり個性的というかヘンなので、当時イデオンを好きな友達の間でも、このメカをカッコいいと評するのは僕くらいでした。
今思えばこのデザインの何処を気に入っていたのか思い出せません。
しかし今観ればなんでもかんでも味を感じれてしまうので、細かい事は気にしないで居ようと思います。
箱の中身

ガンガ・ルブの時と同様、またもや箱とランナーのサイズがマッチしていません。
微妙にスカスカ感があって、なんだか損した気分になってしまいますが、これはキットそのものが悪いのではなく、箱のサイズを間違っているだけの話だと思います。
実際、箱も大きくて豪華な印象は与えつつも、デカすぎるという印象は40年前から変わりません。
組み立て説明書



超シンプルですね。
4つある自在式クローが稼働するのでかろうじて込み入った風に見えるかもしれませんが、基本はどでかいモナカ構造なので、外装を1層貼り合わせて蓋をしておしまい、くらいの感じです。
ただ皆さんお気づきでしょうか、最後のコマ。
このギド・マックという機体は設定上、同じものが二つメイン・スラスターの部分で連結し、さらにどでかい「ギド・マック・ドゥ」という存在になるのですが、本キットではそれが再現出来る構造を内包しています。
が、キットは自分でもう一つ購入する必要があるんですけどね、なんじゃそら。
ですので、通常のギド・マック単体と、合体したギド・マック・ドゥの両方を手に入れたい場合、都合3つのキットを購入する必要があるわけです。
ストロングな商売していますね、アオシマさん。
だがソコがいい。
塗装設定資料

塗装指定です。
一応各所の塗分け指定があるものの、まあ見ればわかる程度の内容ですからあまり気にしなくてもいいかもしれませんね。
色指定も、具体的なカラー・ナンバーなどはなく、色の一般名詞が記述されているだけですから、グリーンと言われてもどんな色味のグリーンにするかは、ユーザに委ねられているわけですね。
THE 自由。
こういう大らかさは、当時の時代性を感じられて僕なんかは嬉しいと感じるのですけどもね、自分の好きな緑を自分で調色して塗ればいいじゃん、って感じ。
作例はグロスな仕上げになっていますが、自分で作る時はやはりマットなイメージにして、巨大なスケール感を演出したいので、細かなディテールアップパーツを追加したいなと考えています。
どうやって「異星人感」を出すかがポイントになりそうですね。
アンケート葉書


一応箱の中にあったので紹介しておきますが、こういうのが入っていたんですねー全然覚えていませんでしたけども。
アンケートの質問内容がなんともイイ味わいですよね。
ひと月の小遣いの値段や、友人間の話題など、なんだか優しいおじさんに質問されているような気分になりました。
最後に
いかがですか、イデオンの1/600シリーズ。
このキット現在どの程度の価格がつく存在なのか把握していませんが、僕が断然組み立てる気分でいます。
せっかくプラモデル趣味が復活したのですから、この為に保管していたのだと思えば組み立て甲斐もあるって話ですよね。
いずれ制作日記をアップロードしますので、お楽しみに。■■
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