イデオン関連が続きますが、所持しているイデオン系キットの中では1番厄介というかどうしたらいいのか解っていないのが本商品です。
オリジナル版のアニメを知らない人にしてみると、この機体がなんなのかワケ分かんないでしょうね。
なにこれ?樽?
分かりますよその気持ち、でも本編見ちゃうとこの樽が俄然カッコよく見えてきますし、その強さに痺れたりしてしまうんです。
ただとにかく異常にデカいということだけはお知らせしておきます。
過去の紹介は以下から。
1/600 バッフ・クラン宇宙軍制式重機動メカ ガルボ・ジック
今作でイデオン関連は最後ですが、いずれも偏った僕の趣味がしっかり反映されているなあと思いますが、このキットは特に異彩を放っています。
では見ていきましょう。
ボックスアート

いつもながらイラストとして完成度が高いですよねえ。
パース的にはちょっとおかしい部分もありますけども、それを越えてなおカッコよさが飛び出して来ます。
バカでかい箱もテンションを跳ね上げてくれますね。
箱の中身

ただただデカい。
昨今のキットなら確実に分割パーツにされるであろうものが、イッパツヌキされていたりします。
男前ですね、アオシマさん。
こういう広いつるんとした面を見ると、スジボリでガシガシにディテールを入れたい衝動が沸き起こってきませんか、いえ、得意とかではないんですけどもね。
組み立て説明書




ランナーは全部で6枚。
胴体に貼り付けるいくつかのディテールはありますが、基本的にドカーンとモナカ貼り合わせで完成させていく感じですね。
一応、ABCメカそれぞれに分離デキル構造を持っていて好感度高いです。
またスタンドもしっかりしています。
このボリューム感を殺すことなく組み立てたい気もするので、ディテールを追加するか否か迷いますし、何よりどういう塗装をすべきなのかも全然思いつきません。
重金属感マシマシの重たいウェザリングもいいなと思いつつ、七色に輝くようなツヤッツヤの研ぎ出しというのも異星人感あって良さそうです。
迷う迷う。
塗装設定資料

ブルートレイン客車という指定が、もう時代を感じてしまいます。
エアスペリオリティブルーの色見本がやたらに濃い色になってしまっているのも、不安を掻き立ててくれていい感じですね。
黒とピンクの色指定のザツさ加減もなんだかほっこりしませんか。
最後に
と逸る気持ちで妄想を描きましたが、創るのはかなり先の出来事になりそうです。
イデオンシリーズでは本キットがラスボスだと思っていますので、ガンガ・ルブやギド・マックを組み立ててからの事でしょう。
古い昭和のキットは手を入れる遊びシロが大きいので、童心に帰って自分の好みの形に仕上げたいものです。■■
コメント