遂にこの話題にテを出す事にしました。
あーはいはいアクセス稼ぎたいのね、って思いましたかまあ思いますよね。
でもまあ、自分に対する備忘録の意味合いが強いのと、本当に誰かの役に立つかもしれないという可能性を感じての行動ですので、気が向いたら続きも読んでくださいね。
ダイエット発端
デブになったからです。
と書いてしまうとあまりに短いのでもう少々ディテールを書きましょうか。
虚弱体質の人生
僕は元々超瘦せ型の男でした。
産まれてから37歳くらいまでは、標準体重を必ず下回り、BMI指数は18前後でした。
男の痩せ型にありがちな、胃腸が弱いという特徴も持っており、簡単におなかを壊していましたし、風邪もひきやすく、イワユル虚弱体質の人生でした。
そういった体質がベースの人生というのはどういうものかというと、基本的にオトナになるまで僕は食事そのものが嫌いでした。
迂闊に食べ過ぎると直ぐにぴーぴーになるのですから、そりゃそうです。
もしも食べずとも死なない体になれるのなら、一生食事などしなくてもいいのになぁと本気で考えていましたし、友人にもよくそんな話をしていました。
チョコレート類は、食べると喉が痛くなる感覚があって嫌いでしたし、コカ・コーラは味そのものが甘すぎて嫌いでした。
小豆は好きだったかな。
まあいくら食べても全然太らなったワケですが、そもそも甘いものは嫌いで食べる量そのものが少なかったのです。
20代の頃はドラムプレイヤとしてそれなりに筋肉をつけていましたが、ひょろひょろでした。
贅肉が殆どなかったので筋肉が目立つ痩せ型、です。
離婚そして心の病
時は流れて僕はおっさんになり37歳に離婚というイベントを経験します。
ここから緩やかに太り始めたんですね。
離婚直後は激痩せしたんですがその反動が自分史上あり得ない食べっぷりでした。
自堕落な僕は王将で夕食を摂り続けたり、夜中に突然スナック菓子を幾袋も平らげたり、もう無茶苦茶です。
ま、病んでたんですね。
その後有り難い事に再婚しましたが、再婚後に仕事が上手くいかず精神はどんどん病んでいきまして、遂に動けない状態になってしまいました。
当時は朝10時から深夜2時まで働くような生活でしたので、まあ無理もないです。
そして半年間に渡って療養生活となるのですが、この時もまあ食べました。
食べる事しか楽しみがなくなったんでしょう。
正直この頃の事はあまり覚えていません。
そんな僕は、30代のベース体重から2年ちょっとで20Kg以上太りました。
もう信じられない程太りました。
自分とはまったく無縁だったと思っていた、肥満という状態に突入したわけですが、その事に気が付くには結構な時間が必要だったんですね。
まあ認めたくなかったんだろうなぁと想像します。
今では心療内科にかかるようになり、心は穏やかな状態に戻りました。
毎晩薬は飲んでますけども。
そんな中、娘も生まれて夫婦共々、出会った頃よりフクヨカになった事をお互いに認め合いました。
今後この生活を続けたら明らかに不健康だし、そうなると愛しい娘の為に出来る事ももしかしたら減ってしまうかもしれない。
ついでに大好きな洋服をもう一度着たい。
僕のお嫁ちゃんは大変優秀でして、夫婦で一緒にダイエットをするために色々を調べてくれたんですね。
で、僕がノりそうな作戦を考えてくれました。
実際にその作戦を実行し始めてから4ヵ月程経ちますが、7kg弱の減量に成功し未だ継続中です。
それを紹介したいと思います。
別に珍しい事はヤってないんですけどね。
減量作戦発動
とにかく最重要視したのは、無理をしない事でした。
我慢とか苦しさとか、絶対に続けられない自信があります。
僕は衝動や欲求に大変弱い生き物なのです。
そこでお嫁ちゃんのプランは大きく5つに集約されました。
01.夕食だけは米を食べない
低糖質ダイエット、ってゆーんですね。
糖質制限によって痩せようぜって事なんでしょうが、米みたいな美味しい食べ物を一切口にしないなんて考えられませんでした。
ですので、夕食だけ抜く。
その代わり昼はガッツリ食え、って事です。
この方針に従い、昼はラーメンを食べる事もあればカレーを食べる事もあります。
朝からカレーでもいいかもしれません。
とにかく出来るだけ夜に米は食べない、です。
夜は米以外は普通に食べるので、肉でも魚でも全然食べます。
02.毎食必ず山盛りレタスで開幕
正直自分一人だったら絶対に実行出来ませんでした。
お嫁ちゃんが常にボールいっぱいのちぎったレタスを常備してくれており、食事の際には真っ先にこのレタスを出してくれるからこそ、維持出来ている習慣です。
昼食の際は基本的に弁当を作ってくれているのですが、弁当箱とは別にタッパー満載のレタスを持たせてくれるのです。
外食などでレタスを食べない日もあるのですが、圧倒的に少ないです。
レタスだけ持って行く日もありますね。
03.暖かな野菜スープで満腹感を捏造
朝食と夕食に限られるのですが、温かい飲み物と云うのは満足感と満腹感に大きく寄与するというお嫁ちゃんの提案により、毎日野菜スープを作ってくれているのです。
7種類くらいの野菜を数時間煮込んで鶏ガラスープと塩で味を調えたもの。
これが実に美味い。
むっさヘルシーなのにどっしりと食べた感のある、優れたメニューです。
これがなかったら、夕食で米を抜くのは難しかったかもしれません。
超オススメです。
04.毎日2回体重計測
「ためしてガッテン」から引用して使っています。
やることは、朝起きておしっこをした直後の体重が一番軽い(はず)の時に1回と、夜夕食を食べた直後の体重が一番重たい(はず)の時に1回、合計2回の体重計測を毎日続けて記録するだけす。
とにかく続ける事が重要だという事で、体重計を置いている洗面所の壁にグラフを付けるフォーマットをプリントアウトして貼り付け、すぐそばにボールペンを置いてくれたのでした、お嫁ちゃんが。
これだと計測結果が家族に開示されるのでほんのりやる気に繋がったりして効果的です。
今日はちょっと食べ過ぎたな~という日の翌日に、自ずと食べる量をコントロールするようになりました。
05.間食はやめるただしお土産だけOK
間食も御菓子などを食べまくってたんですが、今はまあ殆ど食べなくなりました。
ただしゼロにすると続かない気がしたものですから、お土産としていただいたモノや、お他人様から進めていただいたモノなどについては例外として、遠慮なくいただく事にしました。
「ダイエット中なんで結構です」的なスタンスを取りたくなかったんですよね。
お土産でもらえるモノには普段食べられないものもあったりするし。
それを我慢してストレスが溜まったうえに、人間関係まで宜しくない状況になったんじゃ、ダイエットして損した!という気分になりかねないですよね。
ソレは嫌なんです。
協力者と無理のない生活
目標は20kg落として元の体重に戻る、としたいトコロですがあの虚弱体質に戻るのは良くないので、15kg減量を目標としました。
デブになって明らかに体が頑丈になったんですよね。
これは凄く気持ちが良いです。
風邪もひきにくくなりました。
この頑丈さを手放すのは惜しい。
現在、目標減量数値の半分弱まで減って来ました。
4ヵ月かけてるのでザックリ平均すれば1ヵ月で1.7Kgくらいのペースです。
同じペースで減り続けるワケではないので単純計算は出来ないわけですが、8カ月後にはもしかしたら通算で10kgは落ちているかもしれません。
無理をしたくないので、ゆっくり体を変えていこうというスタンス。
お気づきかと思いますが、こうした作戦や成果には総てお嫁ちゃんの有り難い協力が関わっています。
僕自身は極度の面倒臭がりやで、4ヵ月もの間続いている事はほぼ奇跡といえる程の出来事です。
苦しく過酷なダイエットが僕には実行不可能である事を見据えてのプランニングだったワケですので、自分を良く理解してくれている人が近くにいると、ダイエットは成功しやすいのかなぁと思いました。
ただ、ずぼらでものぐさな男でも続けられた作戦としてある程度の実績はあるので、もしかしたら誰かの参考になるかもしれません。
くれぐれも無理のない減量計画を立ててくださいませ。
緩やかでも続けなければ意味がないはずですので。
なんだったら、もう死ぬ迄この生活を送れるなあ、くらいの感じがいいと思います。
あと時々はルールを破ってドカ喰いしたらいいと思いますよ。
そういう夜もあるでしょうから。
最後に
目標体重を達成したら、その期間の全体重計測記録を公開してもいいなーなんて考えています。
偉そうに書いていますが、時々ドカ喰いしてお嫁ちゃんに窘められたりもしていますので、まーまー上下動のある履歴です。
増えたタイミングではそのいい訳も書き込んでいるので、感想戦みたいなエントリが書けるかもしませんな。
期待せずに待っていてください。■■
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