制作日記 1/48-タミヤ-疾風 #001

せっかく模型を趣味にしたので、制作日記などを書いてみようと思います。大した技術があるわけでもないのでスーパーテクニックなどの類は期待しないでください。

 初心者が七転八倒しながら大好きな模型を作る様を、生暖かく眺めていただくという趣旨で、一つ宜しくお願いいたします。

始めての1/48スケールで、凸モールドの彫直しと凹リベットの追加

はいそういう事です。何事も最初の一歩を踏み出さなければ変化や成長など生まれないのですから、なんでもヤッテミヨウの精神で未熟さに臆せずチャレンジしていきます。

 そうして購入したアイテムがこちら。

 裁縫道具でみかけましたね、こういうの。リベット・ルーラー(1/48)というものをおっかなびっくり買って来ました。多分コレで合っているでしょう。

 この道具で凹リベットをバシバシ掘ってやろうと思います、がその前にまずは、機体全体に施された凸モールドをケガキ針で彫直してみようと思います。吉本プラモデル部-奥義伝承で、桜井総統が実演してくれていたアレです。見たから出来る、多分。

 この感じこの感じ。ヤッテミヨウ。

 ヒケを瞬着パテで埋めたりしながら、少しずつ少しずつ、ガイドテープを貼ってはケガキ針で脱力しながら彫り進めました。これめっさ難しいですね。簡単にスジがあらぬ方向にゆがみます。どうやんのコレ。

 線の交点がはみ出したりしてね。直線はまあまあ彫れるようになってきましたが、線と線の繋ぎ目の処理がなかなか上手くいきません。わずかにズレたり行きすぎたり。失敗してはヤスってなかった事にして彫直し、という事を繰り返して何とか胴体の半分を掘り終えました。

 これ、あと半分あるうえに、主翼と水平尾翼もあるの……。いや、こういうのはヤって慣れるしかないハズ。泣き言は全くの無駄無駄、と自分に言い聞かせて掘り進める事にします。

 主翼、ムズいわー。角度がさ。翼の表面はなだらかでまだ何とかなりそうですが、断面付近?翼の縁辺りの角度が急になる部分、めちゃくちゃ力の加減が難しいです。簡単につるんとケガキ針が飛んでいきます。またヤスってなかった事にして今度はじっくりゆっくり脱力を心がけて、なんとか表裏のスジボリがつながりました。

 これはやばい。難し過ぎる。しかしもう後には引き返せません、心を無にして彫るしかない。凸モールドは凸モールドで、楽しみようもあったんじゃない?という囁きから逃げつつ、今日はここまで。■■

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