
どうしたものか。
熱をもって何かを集めるのは概ね男の習性、とは限らない。靴や鞄、化粧品や人形など、女性だって収集癖のある手合いは少なくなかろう。僕の収集癖はありふれた人の営みに過ぎないのだから、特段責められるべきものではないはずだ。
CD棚に収まっているのは、90パーセントがHR/HMジャンルで、残りの10パーセントは邦楽や映画のサントラ、クラシックなどである。
いやなに、たかだか2,000枚程度の小さな収集だ、わざわざ取沙汰するほどのものでもない、しかし棚のそれぞれで占有する面積だけはそれなりに豪華になってしまっているから、困っているのだ。
同じ書棚に収まっている雑誌がある、HR/HM系雑誌「BURRN!」誌は月刊誌ながら40周年を迎えた老舗中の老舗誌だ。
年間12冊を40年分だから、ざっと480冊。
いやなに、たかだかその全号480冊+α程度の小さな収集だ、わざわざ取沙汰するほどのものでもない、しかし棚のそれぞれで占有する面積と重量だけはそれなりに豪華になってしまっているから、困っているのだ。
それらの棚の向いに設置したスチール製のラックには、ついつい買い集めてしまったプラモデルのキットが積みあがっている、いわゆる「積みプラ≒罪プラ」というヤツだ、どこの家庭でもあるアレだ、その内訳は半数がガンダム系、半数が戦闘機などもスケールモデルというヤツだ。
いやなに、たかだか200個程度の小さな収集だ、わざわざ取沙汰するほどのものでもない、しかし棚のそれぞれで占有するカサだけはそれなりに豪華になってしまっているから、困っているのだ。
さて。
プラモデルだけは作れば箱が減るので状況改善の余地が残されているように思う。しかしCDと雑誌はただただ増える一方の宿命を背負っている、哀しい宿命である。この宿命を断ち切るか否かは一方y的に僕の心持ち一つにかかっているのだから、厄介だ。責任など持ちたくないと強く念じながら生きてきた僕だというのに、執拗に追いかけてくる税務署のように次ぎ方次へと「責任」という鎖を巻き付けてくるんだものなあ。
捨てたくないんだよなあ、わかってる、わかってるって、状況を冷静に判断していないわけじゃないから、ダイジョブだから。デジタル化してモノは廃棄する、という手は残されている。あとは、誰がソレをやるのか、だけだな。
小人を募集しよう。■■



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