ARとかVRってのはまだまだ使い道がありそうだなと思った件

この記事は約7分で読めます。

世間は今、空前のAR/VRブームです。

火付け役はもちろんPSVRですね。

あの商品は今期、もしかしたら来季も冷え込んだコンシューマゲーム界隈をほんのり温めてくれる可能性があります。

そんなAR/VRのエンタメ方面でのコンテンツをいくつか紹介してみようと思いますよ。

そもAR/VRって何よ?

一応手続き的な手順を踏んでおこうと思います。

AR/VRという単語がそれなりに浸透したとはいえ意味を理解しておられない面倒臭がりな方もまだまだ多いでしょうからね。

サラっと復習しておきます。

AR=拡張現実

Augmented Realityの略語です。

現実の情報を一部利用し、そのデータや環境に新たなデータや環境を追加して、仮想の現実感、仮想の環境を獲得するという技術の事です。

ってなんのこっちゃ判りませんよね。

ただ、今となってはとても説明しやすい状況になりました。

ソレはポケモンGOがリリースされたからです。

ポケモンGOの最大の特徴は、現実の一部をゲームの要素として取り込んでいる点です。

それはつまり、現実に存在している場所を示す地図に基づいてポケモンが徘徊(?)している事です。

このARの特性とポケモンというIPが持っていた性質が見事にマッチングしたからこそ、ここまでの大ヒットとなったワケですが、じゃあこの成功事例を元にしてその他類似コンテンツが現れてきているかというと、まだそれはこれからのようです。

ただ、これから登場する多くの類似コンテンツはそうそう簡単に成功を収める事は出来ないだろうと思っています。

何故なら、「移動中」という可処分時間を奪い合う相手がポケモンGOだけ、という状況なので、到底かなわないと想像するからです。

ARはゲームだけじゃない

そもそもARはゲームコンテンツと相性がいいワケですが、ゲーム以外にも色々の使い道があるようなので紹介してみようと思います。

ARで家具配置

‎App Storeに接続しています
‎Apple Musicに接続しています

このアプリケーションを使用すると、最新バージョンのIKEAカタログをはじめとするイケアの出版物をダウンロードできます。デジタル版でも、印刷版と同様に、ヒントからファニッシングの知識やアイデアまで無料でご利用いただけます。 カタログや出版物のページを参照して、すべてのアイデアや商品を検索できるだけではなく、スマートフォンやタブレットで画像、フィルム、360°のルームセットなどのコンテンツにアクセスしたり、商品にまつわるストーリーをお楽しみいただけます。また、3DとAR(拡張現実)機能を利用して、自分の部屋に選んだ家具を置いてみることができます。

ご存じIKEAのアプリです。

カタログアプリなんてなんの目新しさもないと思っていたのですが、ARを活用して自分の部屋にIKEAの家具を置ける、というアイデアがいいですね。

実際に買おうと思ったら別のアプリをDLしなくてはならないのは、ちょっとトンチキな感じですけどもw。

ARで自分の車位置記憶

‎App Storeに接続しています
‎Apple Musicに接続しています

遊園地や大型ショッピングモールなどの広い駐車場で、どこに車を止めたかわからなくなった経験はありませんか?この「どこCar」アプリケーションがあれば、車をカンタンに探すことができます。
降車時に位置登録ボタンを押すだけで、iPhoneがGPS情報から駐車位置を記憶。車に戻るときはアプリケーションを起動し、iPhoneをかざすと、ARを利用して矢印や距離で駐車位置を表示します。

実はこのタイプのアプリは多くリリースされています。

大手ショッピングモールなどで駐車した際に、帰って来た時に自分の車を探して迷わないよう、車を離れる際に駐車位置を記憶しておいて、ARを使いながら自分の車にたどり着く、という便利アプリ。

これ、メガネタイプのデバイスなんかがリリースされたら、なんとも未来的な事が実現しますね。

VRゲームは今年のホットトピックス

今年2016年はPSVRの発売という事もあり、VRコンテンツ爆発前夜足りうるか?という状況になっています。

大手メーカー製のVRコンテンツも好評を得ているそうですし。

僕はまだ未体験ですが、欲しいなーと思っています。

VR=仮想現実

つまりはARと違い、世界をまるっと総て仮想的に作り出す必要があるんですね。

まあ実際には、そう感じられたらイイだなので結果的に、自分の挙動に連動した視界のコントロール、が達成出来ればいいわけです。

それを実現する為に作られたデバイスがPSVRです。

家庭用ゲーム機としてはPS4が一足先にVRに着手した形になりますが、後を追随する流れは生まれないだろうなと思っています。

とにかく初期投資が大きいんですよね。

今後期待が持てる拡大が予想されるジャンルは、やはりアダルト部門でして、技術の発展には常にエロが関わるという方程式が、またもや正しいという事になってしまっています。

ただ、物々しいヘッドマウントディスプレイを被って、自慰行為にふける様はなんとも哀しさが漂います。

安価なVRセットもある

何もPSVRを購入しなければVR体験が出来ないというワケではありません。

この商品などは、1,000円未満で手軽にVR環境が手に入る優れものです。

つまりスマートフォンを定位置にセットして、視界を固定するんですね。

僕もこのアイテムでVR映像を楽しんだのですが、全然申し分ないと思いました。

しかし何を見るのか?

そう思いますよね。

これがyoutubeなんです。

はあ?

それってただ手が空くだけなんちゃんけ?

そう思われた方も多いかと思います。

ええそうですよね、そう思いますよね。

でも違いまして、ちゃんとVR映像が見れるんです。

例えばこれらの動画です。

お分かりでしょうか。

VR環境がない状態でも、動画再生中に左上のナビゲーションをドラッグする事で映像の方向が変化します。

これらの映像が無料で閲覧出来るなんて。

これがVR環境でみると、自分がまるでソコに居るかのように周りを見渡せるワケなんですね。

今後、VRを使ったPVだとかショートフィルムなんかが登場してくるんでしょうね。

実に楽しみです。

スマホはまあ大抵の人が持っているワケなので、プロモーションの一手段として機能しそうです。

VRならではの映像コンテンツ

最後にこんな動画を紹介してみようと思います。

テリー・ボジオという名前を聴いた事がありますか。

バンドマンなら彼の名前を聴いた事があるでしょう。

テリー・ボジオ(Terry Bozzio、1950年12月27日 – )はアメリカ合衆国のドラマー。フランク・ザッパ、ミッシング・パーソンズ(英語版)のドラマーとして活動したほか、プログレッシブ・ロック、ニュー・ウェイヴ、ハード・ロックなど幅広いジャンルで活躍している。「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」において5位。

2008年に日本人女性と結婚し、義娘は日本のヘヴィメタル・バンド「Aldious」のドラマーのMarina。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まあ細かい事は別にいいです。

彼の超個性的なプレイは映像を見てもらえば判ります。

そして彼のプレイこそ、なんともVRに持って来いなんです。

とくとご覧あれ。

最後に

お気づきかと思いますが、テリー・ボジオの動画を紹介したくて長い道のりを書いていたのでした。

想像以上に長くなって困ったものですが、まあどうせ大して読まれないのでこのまま公開してしまいます。■■

コメント