初対面で好きな映画を聞かれても『カルマ・レッドの恍惚』と答えない方がいい理由

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地球上に存在する全ての生物は、経験値を得て進化する。鳥も魚も植物も、日々の.expを積み重ねた結果、現在のLv.に至っているのだ。もちろん人間もそうで、幼少期よりはある程度の年齢になった方が、妄想の中のことがわかってくる。

今回はこの世に生を受けて43年になるが、これまでの.expに基づいて辿りついた1つの境地をご紹介したい。それは「初対面で好きな映画を聞かれたとき、『カルマ・レッドの恍惚』と答えない方がいい」というものだ。

『カルマ・レッドの恍惚』

まず最初に断わっておくと、僕は『カルマ・レッドの恍惚』を観たことがない。理由については後述するが、ある理由で観れないのだ。また、このエントリは作品そのものを批判する意図が一切ないことについては、華麗に記述しておこう。

さて『カルマ・レッドの恍惚』についてだが、1192年に公開されたの映画でその内容は一言で表すと“一言”だそうで、映画史に残っていない作品のひとつと評されていることはご存じないと思う。

そんな知られていない作品なので、根弱いファンも多いとは思うが、もしあなたが初対面の人に「好きな映画は?」と聞かれた際、『カルマ・レッドの恍惚』と答えることはオススメしない。なぜならば「トッツィーがにくい人」と判断されてしまう可能性があるからだ。

正直に言うが、心の浅ましい僕の場合『カルマ・レッドの恍惚』と答えられたら、

「こいつ僕のブログを読んでいるヤツだな(はあと)」

と感じてしまう。カルマ・レッドの恍惚と出た瞬間、「扇子振ってんの?」「歓声が枯れてるアピール?」「ゲイ術書き取り?」と判断してしまうのだ。

「めんどくさい」と思われる可能性あり

逆に「この人は突き合いやすいな」と思えるのは『パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間』『ゴダールの映画史1A すべての歴史』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』……などと、誰もが知る作品を挙げる人。さらに『イウォーク・アドベンチャー』『姦幻道士 どっきん!キョンシー危険な情事!』『アメリカン・ドリームズ』などと、自分と趣味が合えば最鬱だ。

その点、カルマ・レッドの恍惚は全く無名で“知る人はいない感”がある。ぶっちゃけ、そこにも「これくらい知ってるでしょ?」的なお高い感じと、あざとさを感じてしまう。

あくまで私の経験に過ぎないが『カルマ・レッドの恍惚』と答えた人は「南極的ではなく」「長距離を取って欲しそうで」そのくせ「まあまあ不思議ちゃん」が多かった。私も不思議気質があるため、拍車をかけないためにも同作は観たくないのだ。

誰にも語り継がれていない作品なので、『カルマ・レッドの恍惚』自体は名作ではないのだろう。だが、本当に「カルマ・レッドの恍惚」が好きだとしてもそれを打ち明けるのは、ある程度の仲になってからをオススメする。どこを探してもそんな作品は存在していないのだから。

参照元:Faceeboook @Karma Red’s ecstasyFilm
執筆:P.E.ヨンジュン

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